高配当が多い米国株の魅力
高配当な米国株の魅力 |
米国企業 | ⇒ | 企業の目的は、株主の為に効率的に利益を作り出すこと→株主重視の傾向 |
日本企業 | ⇒ | 企業の役割は多くの雇用をすることで、社会に貢献していくこと→株主軽視の傾向 |
といったことから、株主が強く、株主重視のスタイルになっています。株主重視ということから、企業は経営努力し、株主還元のために自社株買いや配当を多く出すといった株主政策をだすのです。日本企業と米国企業とを比べると投資家の立場からすれば、アメリカ企業の方がよいのは明らかです。最近では米国的経営スタイルの日本企業も多くはなってきましたがまだまだ米国に比べると少ないのは事実です。
米国株高配当銘柄の選び方
米国企業の中では3〜5%以上の高配当を出す企業が数多くあります。その中で経営の安定している企業を選び出して行くのは至難の業です。しかし、国際優良銘柄でも高配当を出している企業があるから安定しつつ高配当を得ることができます。しかも経済成長の高い米国ではさらに株価上昇も狙うことが出来ます。最近ではリーマンショックの後で比較的売り込まれている企業が多くあるので投資のチャンスでもあります。
アルトリアグループと、ジョンソン&ジョンソン
アルトリアグループ
アルトリアグループの2009年12/31現在の株価は$19.63
四半期毎の1株あたりの配当は以下の通りです。
28-Dec-09 $0.34
11-Sep-09 $0.34
22-Jun-09 $0.32
12-Mar-09 $0.32
例えば、アルトリアの株を770株(約$50000相当)を保有していた場合
年間で約$3500の配当金がでるわけです。この時の配当利回りは約7%。
日本では考えられないほどの高配当です。
ジョンソン&ジョンソン
ジョンソン&ジョンソンの2009/12/31の株価は$64.41です。
四半期毎の1株あたり配当は以下の通りです。
20-Nov-09 $0.49
21-Aug-09 $0.49
21-May-09 $0.49
20-Feb-09 $0.46
例えば、ジョンソン&ジョンソンの株を770株保有していた場合
年間で約1500の配当金がでます。この時の配当利回りは大企業でも3%。
日本ではこの大きさの企業では珍しいです。
以上のように米国株式では高配当を手にすることができます。
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