外貨MMF投資
外貨MMF投資とは
外貨建てMMFとは、Money Market Fundの頭文字を略した呼び方です。一般的に外貨MMFと呼ばれています。日本国内で売買できる外貨商品の一つでドルやユーロ、豪ドルなどを外貨で運用する投資信託です。投資家から預かった資金で公社債や社債、譲渡性預金、コマーシャルペーパー等の短期で安全性の高い金融商品で運用しています。安定した収益を目指しているのでリスクとしてはローリスク・ローリターンのレベルで大きな収益増加は見込めません。しかしMMFの収益分配金は毎月月末に一括して再投資するため複利の効果が非常に期待できます。さらに満期という概念がないのでいつでも解約・換金ができる自由さの高さも人気のひとつです。
外貨MMFと同じような特性を持つ外貨預金・FX(外貨証拠金取引)との比較ですが外貨預金と比較して次のようなメリットがあります。
・手数料が安い・・・購入する際のかかってくる手数料(スプレッド)幅が安くすみます。
・金利が高い・・・債券・短期の金融商品を組入れあり外貨預金よりも高い金利ができます。
・少ない資金で投資できる・・・\1000程から投資できる。
・ほぼ毎日売買できる・・・外貨預金と同様にほぼ毎日売買できます。
・税金は利息のみ・・・利子は20%の源泉徴収で課税が終わります。
・資産を分別管理・・・資産を分別して管理してあるのでもし破綻しても資産保護されます。
外貨MMFの手数料
外貨MMFの購入や売却に適用される為替レートは外貨預金に適用されているTTS/TTBとは異なり為替手数料(スプレッド)の手数料は小さくなっています。取り扱っている証券会社によって異なりますが大方、米ドルでスプレッドが0.5円(50銭)になっています。外貨預金に適用される仲値の半分くらいの水準です。ネット証券ではもう少し安くなります。
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