中国株式の配当の魅力

■中国の高配当

中国は米国と同じように巨大なマーケットを抱えているのでその分、売上が上がったり利益が出たりとします。配当利回りの平均を日本の株式と比較すると日本株は2％程度であるのに対して、中国株の方が3％ほどと上回っています。指数に採用される大型株でも2-3％なかには4％といった銘柄もあります。セクター別に見てみると資源・素材・高速道路などの株式が比較的高いように思えます。また配当狙いの場合は、Ｈ株やレッドチップなどの中国本土企業よりも香港に所在を置く企業であるその他の香港株の企業が配当が多くなっているので狙い目です。日本の成長と違って、年々中国は成長しているので業績が上がって配当も右肩上がりで上がっていくような状態が続くのでこれからも期待できるといえるでしょう。

■これからの中国株の高配当株

これまで中国株は年々、大きな成長をしてきました。この先を予想してみると、高度成長時代はそろそろ終わりを迎えてきているようです。けれどまだ手を付けられていないセクター・企業があるのは確かです。先進国の日本でも米国でも高度成長時期を過ぎて成長してきた企業はたくさんあります。そんな中、中国株でもこれから成長する分野・企業が出てくる可能性は大いにあります。数ある企業の中からそんな企業を探し出してみたいものです。

■香港市場

H株は、中国国内に拠点があり、取引は香港でされている株式です。レッドチップは、香港を拠点としていて、取引も香港でされている株式です。

■B株市場

◆取引時間：
前場9：30〜11：30（日本時間10：30〜12：30）
後場13：00〜15：00（日本時間14：00〜16：00）
◆取引通貨：米ドル
◆呼び値；0．001米ドル
◆値幅制限：前日の終値から±10％
特別処理指定銘柄（ST銘柄）±5％
◆代表的な指数銘柄
上海市場の場合、上海総合指数。
シンセン市場の場合、シンセン総合指数。


　香港市場Ｈ株等