資産運用
複利効果について
■複利効果
資産運用していく時に重要となってくるのが、単利での運用をしていく場合と、複利効果で運用する場合とがあります。単利での運用では元本以上の利益増加は見込めないです。しかし、複利効果で運用した場合、投資金額は徐々に増えていき数年あるいは数十年先になった時の運用資金はかなり違ってきます。
■具体的な例
例えば、10万円元本で毎年3%のリターンがあるとして20年間、毎年3%複利していく場合と、毎年3%の身で運用した場合とに分けると、複利していく場合は20年で¥180,611、それに対して3%の身で増えていく場合は¥160,000と¥20,611もの差が出てきます。あまり差が出ていないような感じがしますが、100万円運用時、1000万円運用時はそれぞれ差額が¥206,110、¥2,061,100となってしまうのです。利回りが高ければ高いほど、年数が長ければ長いほど差が大きく出てきてしまうのです。
◆複利効果を狙える投資商品”外貨MMF”◆
外貨MMFとは、Maney Market Fundの頭文字を略した呼び方です。外貨MMFは日本国内で売買できる外貨商品のうちの一つでドルやユーロなど外貨で運用する投資信託です。投資家から預かった資金で公社債や社債、譲渡性預金、コマーシャルペーパー等の短期で安全性高い金融商品で運用して安定した収益を目指していきます。安定した収益を目指しているのでリスクとしてはローリスク・ローリターンのレベルで大きな収益増加は見込めません。しかし、利率は低いものの、MMFの収益分配金は毎月月末に一括して再投資するため複利効果が非常に期待できます。また外貨MMFは約1000円から購入できるので大変扱いやすく、万が一の急な資金が必要になった際は、いつでも解約できるのでプロの投資家でも大変重宝している投資商品です。
ETFのメリット・デメリット
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